業務改革(BPR)大手銀行
承認フローと事務作業を作り直し、銀行の市場部門の業務を軽くする
ご相談のときの状況
株式投資の立案から実施、運用までの業務が、不要な事務作業と複雑な承認フローで煩雑になっていました。全工程が人の手に頼っていて、システムによる自動化も遅れていたため、業務の全体像が見えていない状態でした。ミドル・バックオフィスでは事務作業が特定の担当者に偏り、人が育ちにくい状況もありました。
進め方
- 01
業務の整理
フロントからミドル・バックオフィスまでの業務の流れを整理し、コア業務と非コア業務に仕分けました。そのうえで、非コア業務を外に出した場合の業務の流れ(After)を描きました。
OUTPUT業務フロー(Before/After)コア業務・非コア業務の仕分け - 02
業務の作り直し
多数にわたっていた承認フローを、必要性の優先度とコンプライアンス順守の両面から見直し、単純にしました。あわせて、事務作業のマニュアルを作成しました。担当者が不在でも関連業務を進められ、新しく入った社員もすぐに覚えられる状態を目指しました。
OUTPUT見直し後の承認フロー事務作業マニュアル - 03
自動化と外部委託
業務ごとに手入力していたデータについて、必要なデータの流れを要件として定義し、入力・加工・活用を自動で行うシステムを導入しました。また、外部の委託先を選定し、事務作業の一部を外部委託(BPO)に切り替えました。
OUTPUTデータの流れの要件定義外部委託する業務の範囲委託先の選定基準
変わったこと
- 承認フローが単純になった
- 事務作業がマニュアル化され、担当者の不在時や新しい社員の受け入れ時にも業務が止まりにくくなった
- データ入力が自動化され、一部の事務作業を外部委託したことで、処理すべき事務作業の負荷が減った
- 承認の段階を見直し前の約半分にまとめ、立案から取引開始までの手続きにかかる時間が短くなった
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